伝説のスピーチ
「Connecting The Dots (コネクティング・ザ・ドッツ)」
日本語訳「点と点をつなげる」
たった15分弱のスピーチです。
ただ、初めて見た時、そのたった15分弱で、見る前と見た後とでのこれ程までに心境が変わるのかと驚いた。
聞き終わった時、もう私の人生に新たな風が吹いたように感じた。
引き込まれた。一言一言に釘付けになった。耳を済ませて聞き入った。没頭した。
そして、何より非常にまとまった内容で聞きやすいですよ!
それでは、どうぞ!おすすめです!
アメリカ、スタンフォード大学の卒業式での演説です。
どうでしたか?
このスピーチの解説はしません。てか、できません 笑
私なんかが到底解説できるスピーチではありません。
まとまっていて、しっかりと練り込まれている様にも感じます。
このスピーチも最初から最後まで、点と点が繋がっているかのように。
見れば見る程、新たな発見があると思えるスピーチです。
さりげなく、自身のアップルとライバルと言われ続けている「マイクロソフト」をディスるところはさすがです 笑
人生に迷った時、そっと立ち寄って見てるスピーチです。
そして、今だにこのスピーチの代表的な名台詞
「Stay hungry, stay foolish(ステイハングリー、ステイフーリッシュ)」の的確な日本語訳は思い付かないでいる。永遠の課題です。
自分の中では、もう的確な言葉の説明なんていらない。「ただただ、感じろ」そう言わざるを得ないセリフとなってます。
「ステイハングリー、ステイフーリッシュ」
このスピーチの全てにかかってるかのようなこのセリフ。無理に日本語に当てはめなくても良いのではなかろうか。
「Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)」
アップルの創業者
世界を変えた人
解説はできないが、その世界を変えた人の「点」は散らばり具合も広大だということは分かる。
様々な顔を持っていたと言える。
起業家。
起業家で、恐ろしい程の先見の明を持っていた。
探求者。
生涯学び続けていた。
探究心が凄まじい。
学ぶこと大好き。
電子機器大好き。
若い頃は「Hippie(ヒッピー)」でした。
ヒッピーとは、自由を求めて、既存の伝統や制度、保守的な価値観を否定するカウンターカルチャーに傾倒した人。
伝統や制度などから解き放たれた自由を求めた人々とも言える。
大学はドロップアウトしている。
幻覚剤LSDを使用していた時期もある。
インドを放浪していたこともある。
日本関連で言えば、禅。アメリカで禅を広めた鈴木俊龍の本をむさぼり読んでいたとされている。禅の無駄な物を全て削ぎ落とし、シンプルであることを追求する様は、後のApple製品のデザインに影響を与えたと言われている。
現役バリバリの時期は、メディアとやり合ったことも。
食生活に関しては、一時期メディアからクレイジーダイエッターと言われた頃も。
幼少期は、複雑な家庭事情。波乱万丈の青年期、中年期。
時が過ぎると、家庭に献身的なファミリーマン。家族を大事にしていた。
世界を変えた漢。
そんなスティーブ・ジョブズ、
何よりも「Artist(アーティスト)=芸術家」だったと言える。
もちろん、全てのアーティストと同様に、他のアーティストからインスピレーションを得ていただろう。
そして、同時にに多くのアーティストにインスピレーションを与えていたと思う。
スピーチの解説は、できないが、このブログは、音楽ブログなので、音楽の「点」を紹介できるくらいだ。
ジョブズが好きだった曲とされている音楽はこちらで解説している。
このスピーチは、スティーブの後期型のスピーチである。
晩年のスピーチと言えようか。
そんな研ぎ澄ませれた至極の晩年のスピーチ。
素直に学ばざるを得ない以外に何と言えようか。
読んでいただきありがとうございました。