カナダが生んだスーパーバンド「Billy Talent(ビリー・タレント)」世界で人気!実力はドーム級!アリーナ埋め尽くす!カナダパンクロックバンド☆カナディアンクラブ☆

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ねえ 桜木くん。「ビリー・タレント」って知ってる?

え?ううん、違うのよ。ビリーって名前のタレントじゃなくて「ビリー・タレント」って名前のロックバンドのことよ!カナダですっごく人気があるのよ!良い曲多いから是非聞いてみて!

この記事は「カナディアンクラブ」を飲みながら書いています。一文字一文字丁寧にタイピングしていますが、飲酒しながらのハンドメイド記事のため、所々読みにくい箇所がございます。

それでは、どうぞ!

今回は、カナダのオンタリオ州のミシサガで結成されたパンク・ロックバンド「ビリー・タレント」をご紹介。

「Billy Talent(ビリー・タレント)」

カナダが生んだスーパーバンド。オンタリオ州ミシサガで結成され、同州のカナダの音楽の聖地トロントのインディーズミュージックシーンの地下から徐々に人気を博し、その後、人気が爆発。哀愁漂うメロディー。切なさを感じさせるボーカル。そして、シャウト。スクリーム。その叫びは、メープルの国旗の国から世界へと届いた。今や世界中のロックフェスティバルに参戦しています。世界での成功を拡大させている。日本にも来日しています。本国カナダではドーム級!ドームクラスでアリーナ埋めつくします!

その中でも埋め尽くされるのは、大リーグ、青色が特徴のメジャーリーグベースボールチーム「トロントブルージェイズ」の本拠地のロジャーズスタジアム。トロントブルージェイズと言えば、あの愉快な踊る野球人、ダンシングベースボーラーの川崎宗則選手が所属したことでも有名です。あの大リーグのでっかい野球場がパンパンの満員になります。本当にカナダで人気のあるバンドです。

3回以上もプラチナレコード達成。カナダで最も売れたカナダのバンドのトップ10にも入っています。

バンクーバーオリンピックの表彰式では、ライヴパフォーマンスもしています。

もうカナダの国民的バンドとも言えるのかも知れない。

まずは、一曲聴いて見て下さい!

曲名「Devil In A Midnight Mass(デビル・イン・ア・ミッドナイト・マス)」
独訳「真夜中のミサの悪魔」※ミサとは、キリスト教の祈りの儀式です。

Billy Talent – Devil In A Midnight Mass – Official Video

ねえ?かっこよくない?そう思わない?

それでは、メンバーをご紹介。

「Benjamin Kowalewicz(ベンジャミン・コワレヴィッチ)」ボーカル
「Ian D’Sa(イアン・ディーサ)」ギター、バックボーカル
「Jonathan Gallant(ジョナサン・ギャラント)」ベース、バックボーカル
「Aaron Solowoniuk(アーロン・ソロウォニウク)」ドラム

ボーカルのベンジャミンことベン。中学時代は「To Each HisOwn(トゥー・イーチ・ヒズ・オウン)」というバンドを結成していた。その時はドラマーでした。(ちなみに「To Each His Own(トゥー・イーチ・ヒズ・オウン)」は「自分自身、人それぞれ」そんな意味です 笑)
そんなベン少年が、そのバンドで現ビリー・タレントのベーシストのジョナサンに出会う。その後にベン少年は、リードギターとボーカルに移ることになり、ドラマーとして、現ビリータレントのドラマーでもあるアーロンを採用。そして、この三人が学校のタレントコンテストでギタリストのイアンに出会ったのを機に結成されている。このイアンがバンドのギターを担当することになり、ベンはボーカルへと完全移行している。

このギタリストのイアンという人物が面白いのでもう少し触れておく。カナダ愛を感じる人物である。自国のカナダを愛しているのを醸し出すかのように、使用するギターには、度々カナダ国旗のメープル模様が描かれていることが多い。カナダプライド。世界のフェスティバルでそれを見かけると、そのメッセージはカナダのギタリストここありだ。かっこいい。そして、何より特徴的な髪型をしている。ビリー・タレントの映像を見たならボーカル差し置いて、そのパンチの効いたヘアスタイルに注目してしまう。目立つギタリストである。そして、進出鬼没の漢でもある。
同じくオンタリオ州出身のバンド「Sum41(サム・フォーティー・ワン)」とも仲が良い。
Sum41のライブで、人気のアンコール曲「Pain for Pleasure(ペイン・フォー・プレジャー)」ではゲストギタリストとして飛び入り参加している。同じくカナダトロントのバンド「Alexisonfire(アレクシスオンファイア)」にはゲストボーカルとして参加。面白いのは、Sum41のシークレットバンドの「The Operation MD(ザ ・オペレーション・MD)」のシングル「Sayonara(さよなら)」のPVでは、Sum41のドラマーのスティーヴォーを車椅子で押す医師役としてカメオ出演している。カナダを代表するギタリストである。面白い人物なので「Ian D’Sa(イアン・ディーサ)」是非覚えておいて欲しい名前だ。目立つギターに目立つ髪型で破天荒なパンクロッかーと思うかも知れないが、そんなライブへの飛び入りだけではなく、社会的な慈善活動もしている。「Song for Africa(ソング・フォー・アフリカ)」というプロジェクトにも参加していた。エイズ撲滅運動、アフリカの飢餓救済としてイアンはそのプロジェクトのドキュメンタリー映画作成の一員としてアフリカのケニアに旅し、そのプロジェクトアルバム「Song for Africa-Rwanda:Rises Up!(ソング・フォー・アフリカ-ルワンダ:ライズ アップ)」の曲「Land of a Thousand Hills(ランド・オブ・サウザンド・ヒルズ)」独訳「千の丘の土地」では、カナダのパンクロックバンド「Noble Blood(ノブル・ブラッド)」と共にボーカルとして歌っている。まさしく新出鬼没の漢だ。

それでは、ここで、もう一曲紹介

曲名「Red Flag(レッド・フラッグ)」
独訳「赤旗」

Billy Talent – Red Flag – Official Video

ねえ?この曲も良くない?そして、この曲の名前は湘北のイメージカラーと同じよ!この曲はお兄ちゃんも大好きな曲なのよ!

実はこの「Billy Talent(ビリー・タレント)」がカナダで活動し始めた時は「Pezz(ペズ)」というバンド名を名乗っていた。しかし隣国アメリカで同名のバンド「Pezz(ペズ)」が存在していたことが判明し、このバンド名を巡っては脅迫紛いの訴訟を起こされる可能性があったため「Billy Talent(ビリー・タレント)」に変更している。この名前の由来は、ボーカルのベンジャミンが愛読していた同じくカナダの作家、詩人、ミュージシャンでもある「Michael Turner(マイケル・ターナー)」の著書「HARD CORE LOGO(ハード・コア・ロゴ)」に登場するギタリストの「Billy Tallent (ビリー・タレント)」である。

このマイケル・ターナーの著書についてもう少し詳しく触れておくと、この著書は後に「Mockumentary(モキュメンタリー)」が製作されている。
モキュメンタリーとは、映画やテレビ番組のジャンルの1つで、フィクションを、ドキュメンタリー映像のように見せかけて演出する表現手法である。ターナーは、そこで
「パンク・ロックミュージック」と「self destruction=自己破壊」について語っている。
パンク・ロック好きでビリー・タレントにも興味を持ったならチェックしてみることをおすすめする。日本にも独自のパンクロックシーンがあるように、カナダにはカナダのパンクロックシーンがある。それは、とても面白いです。

ちなみに本に登場するギタリストのビリー・タレントのスペルは「Billy Tallent (ビリー・タレント)」ラストネームの「 Tallent(タレント)」にはダブルの「l」です。「l(エル)」が一つ多いです。

ロックバンドのビリー・タレントのスペルは「Billy Talent」
本のギタリストのスペルは「Billy Tallent 」

ビリータレント好きのトリビアです 笑

時々ボーカルのベンジャミンの本名がビリー・タレントだと間違われることがある。

これは、ボンさんとマリリンさんのバンドのせいかも知れない。

ロックバンド「Bon Jovi(ボン・ジョヴィ)」のボーカルのボン・ジョビ。
ロックバンド「Marilyn Manson(マリリン・マンソン)」のボーカルのマリリン・マンソン。ややこしい 笑

ロックバンド「Billy Talent(ビリー・タレント)」のボーカルはベンジャミン。そして、バンド名はベンジャミンのお気に入りの小説に登場するギタリストの名前から取られている。

このことを、繰り返しお伝えしておく。日本語では「タレント」という和製英語が普及しているので、余計にややこしくなる。初めて聞いた時は、ビリーって名前のタレント?そんな勘違いを起こすかも知れない。

念押しでもう一度言う。
ロックバンド「Billy Talent(ビリー・タレント)」です。

それでは、おすすめの曲を貼り付けておきます。

曲名「Fallen Leaves(フォーレン・リーヴス)」
独訳「落ち葉」

Billy Talent – Fallen Leaves – Official Video

私の一番お気に入りの曲。海外を旅してる時に、相部屋になったロック好き達。そんなロック好き達の気になるプレイリストに度々入ってた曲。なんかみんなこの曲は持っていました。私事ですいません。それは置いておいて、一番人気のあるビリー・タレントの曲かも知れない。素晴らしい曲。

曲名「Surrender(サレンダー)」
独訳「降伏」

Billy Talent – Surrender – Official Video

この曲良いです。哀愁漂うメロディー。ボーカルのベンの声は綺麗だ。そして、美しい。悲しくなる曲調。切ない歌声。ビリー・タレントの曲はそういう曲が多いようにも思う。

曲名「Tears into wine(ティアーズ・イントゥー・ワイン)」
独訳「涙入るワイン」

Tears into Wine

この曲も哀愁漂っている。どこか切ない。しかし、そこから盛り上がる。叫んでばかりでもない。しっかりとしたメロディーがある。

曲名「Surprise Surprise(サプライズ・サプライズ)」
独訳「驚け!驚け!」

Billy Talent – Surprise Surprise – Official Video

サビへと繋がるクセになる歌い回し。歌詞もPVも過激です。

曲名「Turn your Back(ターン・ユア・バック)」
独訳「背向ける」

Turn Your Back

勢いのある曲。

曲名の「Turn your Back(ターン・ユア・バック)」は「~に背を向ける」の他に「~を無視する、~を見放す、~を見捨てる」そんなニュアンスもある。邦題がいまいちで申し訳ない。

曲名「This Is How It Goes(ディス・イズ・ハウ・イット・ゴーズ)」

This Is How It Goes

「みんな疲れている/そして、貧しくて/挑戦することにもうんざり/
隅でそんな私を見かけたら、
私を止めてくれますか?それとも私をはねのけますか?」

「This Is How It Goes(ディス・イズ・ハウ・イット・ゴーズ)」=
世の中、世間は、物事ってそんなもんだ。そんな感じで進んで行くんだ(だから、仕方ない)。

本当に、仕方がないのか?
訴える曲。そして、この曲は初期の曲。ビリー・タレントに改名する前の「Pezz」時代からの曲。若い時の荒々しさが詰まってる曲。

曲名「Viking Death March(ヴァイキング・デス・マーチ)」
独訳「バイキングの死の行進」

Billy Talent – Viking Death March – Official Video

※「Viking(ヴァイキング)」=北欧の海賊。ヴァイキング時代と呼ばれるスカンジナビア、バルト海沿岸地域の海賊を指す言葉。死の大食いの歌じゃないですよ!

読んでいただきありがとうございました!

おまけ

記事内で紹介したギタリスト「Ian D’Sa(イアン・ディーサ)」が参加してボーカルとして歌っている曲

アーティスト名
「Ian D’Sa Feat Noble Blood(イアン・ディーサ フューチャリング・ノブル・ブラッド」
曲名
「Land of a Thousand Hills(ランド・オブ・サウザンド・ヒルズ)」
独訳「千の丘の土地」

Ian D'Sa Feat Noble Blood Land Of A Thousand Hills

続けて記事内で紹介したギタリスト「Ian D’Sa(イアン・ディーサ)」がカメオ出演しているPVも紹介。

「The Operation MD(ザ ・オペレーション・MD)」
ビリー・タレントと同じカナダのオンタリオ州出身のスーパーパンクロックバンドSUM41のベーシスト「Cone(コーン)」と
伝説的なハードコアバンドH2Oの「Todd(トッド)」 よるスペシャルバンド。
SUM41のドラマーのスティーヴォーもサポートドラマーとして参加している。どうぞ!

アーティスト名「The Operation MD(ザ ・オペレーション・MD)」
曲名「Sayonara(さよなら)」

The Operation M.D. – Sayonara

探して見て下さい!本当に一瞬です 笑

それでは、さよなら!

おすすめのアルバム。記事内で紹介した「Devil In A Midnight Mass」「Red Flag」「Fallen Leaves」「Surrender」収録のアルバム。
「Billy Talent II(ビリー・タレント・ツー)」

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